日本棋院八碁連盟支部からの2021年のご挨拶

八王子囲碁連盟(八碁連)は、日本棋院あっての組織であります。日本棋院は、世界へ向かって囲碁を普及し、その振興に多大な貢献をしています。定款に囲碁を「国技」であると位置づけ、国民に幅広く行き渡らせるための諸事業を展開しています。次代を背負う青少年への囲碁の啓蒙や普及もそうです。

日本棋院が設立されたのは1924年。3年後には創立100周年を迎えます。日本棋院の設立のために経済面で多大な援助を行ったのが、大倉財閥創始者で日本のホテル業界に大きな足跡を残した大倉喜七郎です。大倉は1946年まで日本棋院副総裁を務めて名誉総裁となります。その後日本棋院は愛好者を約640万人までに押し上げていきます。しかし、現在は240万人まで減少しています。

2014年8月1日に設立された八碁連支部は日本棋院の支援を受けながら、今年も支部会員の棋力の向上や会員の獲得に努めます。感染拡大の抑止対策を講じ、プロ棋士を招いての指導碁の集いや級位者大会、ペア碁大会など開いてまいります。他支部との交流親睦囲碁大会も計画したいと考えています。

支部長 成田 滋              常任幹事 南 正一郎