今から13年前の平成20年4月に大竹英雄九段が日本棋院の理事長就任します。大竹理事長は生活文化普及事業「みんなで学ぶ楽しい囲碁入門教室」を全国で開催します。この運動に呼応するかのように、当時、八王子囲碁連盟(八碁連)の前身であった碁楽連の会長で恩方同好会の真辺保幸氏が、伝統文化の囲碁の普及のために、碁を覚えたい人を発掘しようとして始めたのが初心者教室です。
この頃、すでに碁を打つ人々が減少してきていました。日本棋院も八碁連もこの現象を危惧し、真辺氏は始めて碁を習いたい人を集めて手解きしようと考えられたのです。その「将来を見据える力」が現在に受け継がれています。この教室は毎月第二、第三、第四土曜日の午後1時から東浅川保健福祉センターの教養娯楽室で開いています。会費は年間3,000円となっています。
現在会員は24人です。級位者から全くの初心者まで一生懸命に碁を学んでいます。教室では年2回大会を開催して、優勝者は1階級昇級という特典付き、5級まで登ると上のクラスの研修部に回ってもらっています。すでに25人ほどが昇級し、中には有段者も何人か出ています。
指導者は浅川同好会の吉田旭八段,台町同好会の端山昌夫六段、恩方同好会の久島世次六段、そして成田となっています。
問い合わせ先:成田 滋 090-8574-8860 shigerunarita@gmail.com